国際化の進む現代において経済の発展をも妨げかねないパスポート( 旅券) の発給拒否問題。私たちはそれを改善するため、韓国政府を相手に裁判を起こし、韓国旅券法の改正を求めます。
在外国民にとってパスポートは、国外において国民であることを証明する唯一の国民章です。
そして国民政府は、国民を保護する義務があり、旅券は、その国民である唯一の証明書なのです。
たとえ、その国民が刑事事件を起こしても、たとえ、その国民が他国で国外追放されたとしても、政府は、国民であることを否定することはできません。
ところが、現在の旅券法では、刑事事件を起こしたり国外追放されたりすると、旅券発給が拒絶されてしまいます。
これまでにも1万人以上の韓国人が旅券をもらえずにいると考えられます。
このように、様々な理由により旅券発給を拒絶される韓国国民が、韓国内外を問わず、数多くいるのです。
我が韓国は、民族の血と涙の歴史の中で生まれました。
誰も、血で証明される韓民族を否定することができないのと同じように、韓国民として生まれたことを誰も否定することはできません。
私たちは、最低限の国民政府の義務として、無条件の旅券発給を求めます。
そして、本当に自由で安心できる海外往来が、真のグローバルコリア実現のために必要不可欠と考えています。
- 大韓民国の利益又は公共の安全を顕著に害する相当な理由があると認められる者以外には、すべての韓国人に旅券を発給すべきであること
- 大韓民国の利益又は公共の安全を顕著に害する相当な理由があると認められるかという判断は、公平で中立的な第三者機関によって慎重に行われること
無条件の旅券発給とは、以上の2点を内容とする旅券発給を原則とすることを意味します。