パスポートには渡航証としての役割ともう一つ、在外韓国人の国民章としての役割があります。
諸外国における国民章としての役割とは?パスポート本来の意義とは?パスポートのことをもっと知ってください。
パスポート= 旅券(りょけん)とは、政府ないしそれに相当する公的機関が交付し、 国外に渡航する者に国籍およびその他身分に関する事項に証明を与え、外国官憲に保護を依頼する公文書です。
つまりは“身分”を国内外で証明するための大切な書類であるとともに、
国外にいる国民が安全に生活するための保護を国と国とが協力関係のもとに依頼しているものであり、
この証明書を持たないことはその安全が保証されていないことになります。
日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう関係の諸官に要請する。
大韓民国の国民であるこの旅券の所持人が何の支障なく通行できるようにしていただき、必要な全ての便宜と保護を施してくださる事を関係者の皆様に要請します。
パスポート( 旅券)が持つ本来の意味を基に発給拒否を等の問題は韓国以外の国でも度々発生しています。
私たちはパスポートの本来の役割である「国民証」としての観点から、 それを持たない方々、世界基準としておかしいと思われる理由で発給されない方々の海外における安全と地位を保証したいと考えております。そのためにも早くこの問題が解決されることを手助けすると共に、パスポート本来の意味を多くの方に知っていただけるように日々活動したいと考えております。
その国民章が発行されない現状はどんなに国のため働いた人間であっても「海外において国民として認められていない」状況にあり、見過ごすことはできません。